卒業研究について


重要!!

本研究室で卒業研究を希望する人は必ず事前に飛田まで相談にきてください。

飛田の定年が1年後に近づきましたので、今後大学院生はとりません。本研究室で卒業研究をやった場合でも、大学院は学内他研究室あるいは他大学に進学して頂く事になります。

卒研でやること

大きく分けて3つあります

1. 輪講

  • 統計物理学・物性理論関係の書物を輪講する(洋書の可能性もある)。私の現在の研究の中心は量子スピン系の統計力学ですが、必ずしもそれに関連した本を読むとは限りません。何を読むかについては配属された学生の希望・学力を勘案して決めます。

  • 毎回、自分が発表するところ以外も読んでおくこと。(物理の本を読むと言うことは計算のチェックも含む。)
  • 発表者の義務:本に書いてあることを分かりやすく自分の言葉で説明する。

    その他の参加者の義務:発表者に対し鋭く突っ込む。

    これまでの卒研で読んだのは

    1996年度: Feynmann : Statistical Mechanics

    1997年度: Haken : Synergetics - An Introduction

    1999年度: Berge, Pomeau, Vidal : Order within Chaos

    2000年度: Feynmann : Statistical Mechanics

    2001年度: L. E. Reichl : A Modern Course in Statistical Physics

    2003年度: J. M. Yeomans : Statistical Mechanics of Phase Transitions (インフォーマル)

    2006年度: Feynmann : Statistical Mechanics

    2007年度: J. M. Yeomans : Statistical Mechanics of Phase Transitions

    2008年度: Feynmann and Hibbs: Quantum Mechanics and Path Integrals

    2009年度: J. M. Yeomans : Statistical Mechanics of Phase Transitions

    2010年度: Feynmann : Statistical Mechanics

    2014年度: R. Klages, W. Just,and C. Jarzynski: Nonequilibrium Statistical Physics of Small Systems: Fluctuation Relations and Beyond

    2015年度: D. C. Mattis : Theory of Magnetism

    2016年度: Feynmann : Statistical Mechanics

    夏休みにそれまで読んだ部分についてレポートを提出してもらう。これが卒論のベースになる。

    2. 卒業論文

    二つの可能性を考えています

  • 輪講で読んだ書物の中の自分で興味を持った部分についてまとめる(最小限)。さらに参考文献を読んだり、関連した数値計算をやってみたりすることをすすめる。

  • 輪講とは別に独自の研究をやる。数値計算が中心になる。具体的には、モンテカルロ法による古典スピン系のシミュレーションや生体系のモデルのシミュレーションなどを考えている。夏休みに進行状況についてレポートを出してもらう。

    この場合、プログラミングの修得も重要だが、私が教えられるのはFORTRANだけなので他の言語を学びたい人は自助努力が必要である。(特にグラフィックスをやりたい人はFORTRANは不向き)ただし、理論物理学分野の数値計算では現在でもFORTRANが主流なので、この分野を目指す人は少なくともFORTRANのプログラミングを身につけることは有用である。

  • 3. 毎日大学に来ること

    今のところ研究室のスペースには余裕があるので、一人1つの机を提供できると思います。パソコンも一人1台(最新の機種とは行きませんが)使ってもらえると思います。従って、毎日大学に来て大学で勉強する習慣をつけてください。

    当然のことですが、輪講での発表状況、卒業論文の内容、大学への出席状況によっては卒研の単位が出ない場合もあります

    本研究室で卒業研究を行うための必要条件

  • 3年までの量子力学・統計力学・物理数学については、単位を取っているだけではなく、内容をマスターしていること。

  • 何事によらず手を動かして物事をやる労を惜しまないこと。(計算、コンピューター、文献を調べる、辞書を引く、etc...)

  • 個人的アドバイス

  • 大学院で理論関係に進もうと考えている人は、卒研では実験をとってみることを勧めます。(理論しかとらなかった自分自身への反省もこめて..)

  • とはいえ、卒研の段階から徹底して理論の修行を積んでみるのも悪くないかも知れません。(理論しかとらなかった自分自身へのいいわけもこめて..)

  • いずれにせよ、研究室を決める前に必ず一度は行ってみたいと思っている研究室に話を聞きに行ってください。

    過去の卒業生

    2016年卒:

    M2 関口 和孝 秋草学園高等学校

    B4 近野 直也 埼玉大学大学院物理学専攻(物性理論;品岡研究室)

    2015年卒:

    B4 里野 雄基 埼玉大学大学院物理学専攻(物性理論;品岡研究室)

    2014年卒:

    B4 関口 和孝 埼玉大学大学院物理学専攻(物性理論;飛田研究室)

    2011年卒:

    M2 飯野 貴士

    B4 大瀧 啓輔 埼玉大学大学院物理学専攻(物性理論;今井研究室)

    B4 木村 勇貴

    2010年卒:

    B4 岡部 憲明 埼玉大学大学院物理学専攻(物性実験;谷口研究室)

    B4 野口 悠二 武南高校

    B4 家富 雅弥 埼玉大学物理学科(物性実験;小坂研究室)

    2009年卒:

    B4 飯野 貴士 埼玉大学大学院物理学専攻(物性理論;飛田研究室)

    B4 安  幸治 東京大学大学院物理学専攻(物性研究所、物性実験;榊原研究室)

    B4 下田 優弥 埼玉大学大学院物理学専攻(宇宙物理;田代研究室)

    2008年卒:

    B4 谷口亜梨早  埼玉大学大学院物理学専攻(物性実験;谷口研究室)

    B4 天川智之  埼玉大学大学院物理学専攻(物性実験;谷口研究室)

    B4 林 浩嗣  埼玉大学大学院物理学専攻(物性実験;香取研究室(理化学研究所))

    2007年卒:

    B4 松本茂紀 東京大学大学院物理工学専攻(物性理論;伊藤研究室)

    B4 田村 亮 東京大学大学院物理学専攻(物性研究所、物性理論;川島研究室)

    2004年卒:(インフォーマル)

    B4 酒井勇 東北大学大学院物理学専攻(物性理論;早川研究室)

    2003年卒:

    M2 椎野 将 トヨタテクノサービス

    2002年卒:

    B4 内山賢一 埼玉大学大学院物理学専攻(物性実験;佐藤研究室)

    2001年卒:

    B4 丸山正邦 オープンインタフェース株式会社

    B4 花岡篤志 埼玉大学大学院物理学専攻(物性実験;佐藤研究室)

    2000年卒:

    DC 陳 偉 BD bioscience

    BC 大沢正樹 株式会社 アタゴ

    1998年卒:

    B4 奥山省吾 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科生体適合性物質科学講座

    B4 川村麻里 新潟大学大学院自然科学研究科物質基礎科学専攻(宇宙物理学)

    B4 笠原千恵子 株式会社 平和情報センター

    1997年卒:

    B4 村田浩ー 筑波大学大学院(物性実験)=・・・=>東北大学大学院(物性理論)

    1995年卒:

    M2 大岩克次郎

    E-mail: 飛田和男(_at_を@に書き換えて送信してください)

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